【ニューヨークでの生活】

ニューヨークで暮らすことを決意したドリアンさん。

最初は不安な気持ちで降り立ったニューヨークの地でしたが、たくさんの出会いが彼を待っていました。

それは、いろんな国からやってきた、いろんな境遇の友達。

トム・ウェイツの「ダウンタウントレイン」、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」に乗せながら、同じ日々を過ごした仲間たちとのエピソードの数々を朗読してくれました。

ちなみに、さすがお酒好きのドリアンさん、日本酒友達もいたらしいです。ニューヨークで呑む雪見酒、羨ましい〜!


【9月11日】

2001年、ドリアンさんがマンハッタンからブルックリンへ引っ越す予定だったその日、アメリカ同時多発テロが起こります。


当時日本でも衝撃的な映像が何度もテレビで流れました。ドリアンさんはそのときのことを、静かに、しかし力強く朗読します。

ビルから目撃したタワー崩落の瞬間。

溢れかえる人たち、泣き叫ぶ人、怒る人、

それだけではなく、大量の使い捨てカメラを売りだそうとする人や乾杯をする人もいたこと、
彼の目や耳、体全部で捉えた世界の言葉たちが、雨のように、会場を一滴一滴と満たしていきました。

ドリアンさんの朗読に音をつけようと手にしたギター、しかしその言葉のあまりの密度に、僕は指を動かすことができませんでした。



「恋唄」を歌うドリアンさん

【うたをうたう】
この体験のあと、ドリアンさんはニューヨークでライブをすることになります。
様々な葛藤を経てそのときに歌った恋の歌「恋唄」を歌ってくれました。

「こんなに歌いたくなるなんて」「こんなに会いたくなるなんて」

まっすぐな愛のフレーズを何度も繰り返し、Rainy Dayに響かせるように歌うドリアンさん。
その響きの中に、彼が触れた空気の振動を、ほんの少しでも感じることができたような気がしました。


(イベントレポートpart3に続く)
(文:小島/写真・朝岡)

Comment
 小島ケイタニーラブさま、レポートをどうもありがとうございます!

>雨のように、会場を一滴一滴と満たしていきました。

 ほんとうにそのとおりでした。朗読のとき、まるで星がまたたくかのように聴こえたシロフォン?も絶妙なタイミングでした。こうして言葉と写真で丁寧に伝えて頂くと、ふわふわと遊離していたことも蘇り、心の虫ピンでぴっと留められるようです。来たくても来られなかった方々にも、きっと嬉しい情報源かと‥。part3 も楽しみにしております。
  • Blue Star
  • 2014/10/18 07:14
Blue Starさま
コメント頂き、ありがとうございます。そう言って頂き、とても嬉しいです。 遅くなりましたがPart3もアップしました。これからもよろしくお願いします。
  • 小島ケイタニーラブ
  • 2014/11/25 22:46





   

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イベント「ラブナイト」の制作日誌です。開催報告・次回予告はもちろん、制作チーム"ラブナイツ"の面々からのお知らせや制作期間のサイドストーリーなどを御届けします!








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